親知らずの抜歯

口腔外科専門医による治療

sugery_01当院では、口腔外科専門医による親知らずの抜歯、外科治療を行っています。
専門医だからできる安全で丁寧な治療を受けることができます。

※親知らず抜歯に関する問い合わせは、状況を正しく把握する必要があるため原則ご本人からのお問合せにご協力をお願いいたします。

親知らずなどの埋伏歯(まいふくし)の抜歯

まっすぐ生えない歯や、骨埋まっている歯、親知らずの抜歯を行います。
完全な埋伏歯(まいふくし)の場合には、紹介状を専門の病院等に当医院から出しております。

抜歯しなければならないのはこんな「歯」です。

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親知らず

前の歯を押して歯並びを悪くします。隙間に汚れが入り込み、前の歯を虫歯にして、痛みと腫れを起こすこともあります。将来、弊害が出る可能性があります。

 
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重度の歯周病

歯の周りから菌が入り込み、歯を支えている歯槽骨が溶けて歯肉が下がり、歯がぐらぐらします。膿が出たり出血します。 炎症が強い場合は、抗生物質などで炎症を抑えた後に、抜歯します。

 
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重度のむし歯

むし歯が進んで歯肉のところまで歯がなくなると、病巣を削って充鎮材を詰め、形を整えて上部に人工歯を固定することが難しくなります。
歯随が死ぬと、痛みはなくなりますが、歯が歯根の先端から骨の中に入り込み、病巣が拡大していきます。

 
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歯根嚢胞(しこんのうほう)

むし歯などにより、歯が歯根の先端から骨の中に入り込み、骨を溶かして膿がたまります。
抜歯しないで横から歯肉を切り、骨を削って歯根嚢胞を取り除くこともあります。

 
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破折(はせつ)

事故やかみ合わせなどにより、歯が折れたり、割れてぐらぐらしています。骨折をともなうこともあります。

 

当医院ではコラーゲン製抜歯創用保護材『テルプラグ』を抜歯スペースに充填して、止血、疼痛緩和など傷口を保護、肉芽形成を促す材料を使用しております。

 

特性

  • アテロコラーゲンを原料としているため、抗体をつくることがほとんどなく、抜歯創に充填したまま取り出す必要がありません。
  • 熱で架橋を導入してるため、アテロコラーゲン本来の生体親和性が損なわれていません。
  • アテロコラーゲンの原材料は、オーストラリア産の若いウシの皮です。皮を採取する工程で、感染危険部位の混入防止を行うことなどにより、BSE(狂牛病)への安全性は発売当初(1998年)より保証してきています。
  • 抜歯創に充填することで止血、迷入の防止など傷口を保護し、肉芽を形成します。
  • 傷の表面を保護することで、痛みが和らぎます。
  • 歯槽骨の吸収を防止し、歯ぐきの陥凹が防止できるように、肉芽形成を促します。

テルプラグを使用した抜歯

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1.抜歯します。

 
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2.粘膜(歯肉)に穴があき、歯槽骨が露出した抜歯スペースができます。
※抜歯スペースにある歯肉や不良肉芽を掻き出し、骨面を露出させます。

 
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3.本品を充填します。
※抜歯スペースに貯まってる血液を拭き取ってから充填し、縫合などで固定します。

 
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1.出血を止め、食べ物などが入り込むのを防ぎ、腫れや痛みなどの不快感がが和らぐように傷口を保護します。
※本品を充填したままで取り出す必要がありません。

 
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1.本品内に周囲の細胞や血管が侵入し、その上に上皮が伸展していきます。
※抜歯スペースにある歯肉や不良肉芽を掻き出し、骨面を露出させます。

 
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1.歯槽骨の吸収を防止し、歯ぐきの陥凹が防止できるように、肉芽形成を促します。

 
 

テルプラグ使用後の処置

そのまま
親知らずなどの場合

ブリッジ
前後の歯を削って連続した人工歯を固定します。

インプラント
本品を使用した2~3ヶ月後、歯槽骨の中に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けます。前後の歯に負担がかかりません。

親知らずなどの埋伏歯(まいふくし)の抜歯

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BBOミニスプリント

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患者様からのお言葉

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親知らずを抜いてこんなに変わるなんて!
親知らずが隣の歯を押して頭痛や肩こりになると、初めて知りました。長年苦しんでいた頭痛の原因が親知らずだったとは驚きました。親知らずを全て抜いたら頭痛や肩こりなどのたくさんあった症状が改善されました。

30代女性

 
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親知らずがある方は早めに抜く事をおすすめします。
3、4年前から親知らずには気づいていたのに放っていました。ある時左奥歯あたりが痛くなり、虫歯かと思ってレントゲンを撮ってもらったものの異常は無し。体調のせいかなと思い、また放っていました。頭痛がするまでになり、ようやく親知らずを抜く決心をしました。早く抜いておけばよかったです。

20代女性

 
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抜いている間は全くと言っていい程痛みを感じませんでした。
元々痛がりで怖がりな私はなかなか決心がつかなかったのですが、親知らずのせいで吐き気やめまい、しまいには歩けなくなる程になってしまいました。そこでようやく決心がつき抜歯をしてもらいましたが、ほとんど痛みはなく、リラックスできて眠気が襲ってくる程でした。もっと早めに抜いておくべきだったかなと思います。

20代女性

 
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抜いたら腫れるときいていましたが、テルプラグで痛みや腫れが和らぐと聞き、お願いしました。痛みは3日間程ありましたが、腫れはそれほどひどくなかったです。

30代男性